家庭内消費電力計測(前半)のまとめ

測定器
 分電盤のメインのコードをクランプ型の電流センサーで挟んで計測します。うちは単相三線なので+100V線と-100V線の2本で計測。
 回路はガリレオ7さんとこのwatt shieldのをパクリ。  ブリッジダイオードはS1NB60を代替使用。
 10,000回電圧を計測して(約2秒弱)、二乗平均平方根(RMS)を計算(ガリレオ7さんとの実効値計算式は間違ってると思うから、クランプセンサーの株式会社ユーアールディーの式を採用)してLCDに表示しつつPCへ転送。
 ここまでならArduinoと適当なブレッドボードで作成可能。単相二線ならクランプセンサーも1個ですむし。6,000円位(Arduino UNO 3,000円、センサー1,500~1,900円、その他部品ブレッドボード配線材で1,100円として)でできる。センサー1個追加するとプラス2100円位かな。
  測定したデータはどうするかというと、うちは分電盤からPCまでにドアとかあったりするので、XBeeという省電力無線規格(Bluetoothみたいなもん)の10円玉サイズのボードを使って測定結果をPCへ送信。送信形式はシリアルだしN81N の9600bps。フロー制御もないから取りこぼすよw。PC側は測定器からのデータを取り込みつつ、通信でゴミデータがとれた時(Javaなので文字から数値にキャストした時にNaNになったらゴミと判断)は前回値を採用しつつ、1分毎の平均値をファイルに保存。10分毎の平均値をサーバのDBにhttp送信。認証はm個をn文字&送信元IPチェック。1分とか10分はきっちり計っているわけでもなく、シリアル受信のループの中でシステムタイムの分の一桁目が前回と変わったらとか、10分毎なら2桁目が変わったらとかで判断してる。

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