病気になった日の事

 忘れちゃうのももったいないので記録しておく。

 いつものように会社に行った。冬も終わりかけだがバス・JR・社バス。春になってしまえば自転車なのだが。会社に着いて大体8:35ごろか。タバコ吸って、トイレ行って。9時を回ってフロアの朝礼。ここまではいつもと同じ。

 朝礼終わって、椅子に座ってマウスを右腕で動かすがマウスカーソルが自分の思ってる具合に動かない。なんか変だなとゾワゾワ感があるものの落ち着こうと給湯室にマイポットのお湯を取りに向かう。向かってる途中で、なんか右足がもつれるような感じ。給湯室でも立ってるのが限界。湯を入れ終わったポットを右手で持てていたか覚えてないが、フロアの入り口んとこで立っていられずにコーナーに持たれつつ、座り込む。

 丁度通りかかったうちの部署のメンバーに発見される。彼に肩を抱えられて、フロア入ってすぐのあたりの椅子に座らせられた。上司に状況が伝わり、産業医もやってきて救急車待ち。ツレに電話をかけたものの、しゃべっても正しく発音できない。大変なことになったなぁと思いつつも意識はあるのでなるように任せた。

 救急車が30分以上かけて到着。椅子のままで1Fにおろされ救急車に入れられる。背臥位なので外の様子は見えないけども、この地域で有名な脳外科病院の方にむかってるらしき事は把握できた。病院についたら、ストレッチャーを乗り換えて、処置の前室みたいな部屋。女性二人がテキパキと着替えさせて、尿道カテーテルも入れられた。特に痛みは感じず。ここでもしばらく待った。CTとかMRIの待ちだったと思う。測定した後か前かは忘れたが、ツレの両親が病院について声をかけられた。ココらへんまでが初日で覚えていること。ツレはこの時律儀に公共交通機関で移動中であった。
 これまでの間、頭が痛いとか嘔吐するとかそういう症状は一切無しで全く痛い思いはしてません。

 次に気がついた時はICUの中。横にベッドがいくつも並んだ部屋で、自分は左から2番めの位置だった。なんか流動の食事を口から食べさせられてた上に、スポンジの硬いやつで口の中を強制的に磨かれた。気持ち悪いのでぺっぺっとした上で、口を閉じてやった。歯磨き対応してたのはアジア人男性だったからインターンの人だなと今は思う。

 次に気がついた時は一般の病室に居た。ナースステーションの前の部屋だった。

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