2019年06月22日一覧

効き側片麻痺って

 片麻痺2年位やってます。自分は頭痛とか肩の亜脱臼での痛み(軽いのは最初あったが今は無い)には運良くあってません。が、左の被殻(運動神経が通ってる場所)が壊れたんで右半身麻痺です。ま、昭和風に言えば右半身麻痺です。世の中に同士はいるけど、ネット上はやっぱ左半身麻痺が多い。その訳は、左麻痺の方が右の利き腕が残ってて作業するのに便利だからかなと思ってる。でもね、障害者手帳では利き腕の区別は無いのですよね。というか、自分よりはるかに動ける「非」利き腕麻痺の人が障害者手帳2級をネット上でさらしてる理不尽さはなんとかならんかと思います。まぁ自分が知ってる左麻痺者はチャレンジしなさすぎ。階段でもバス乗車でもやってみりゃいいのに。
 って文章を左手だけでキーボードで打ってる。日本語というアジア圏言語なのでIMEの切り替えが必要で切り替え間違いのまま打ってて間違いに気づいて打ち直すことがしばし。これもシステム的になんとならんかなぁと思う。今、IMEがオンかオフかをキーボード上でLED表示してくれればいいのだけれど。自宅PCならarduinoでできそうですが。


新変身アイテム

 水曜土曜で利用してるリハビリセンター。昨今は店舗数拡大に躍起でスタッフの入れ替わりが激しい。スタッフが変わっても同じサービスが提供されていればいいがそういうわけで無く、こちらが再度説明しないと話しにならない。なんか利用者をないがしろにしている気がする。一週間2回で諭吉4人弱が消えていくのだから。リハビリ難民を食い物にするのではなくやってほしい。
 さておき、前回だか前々回だかオルトップの悪いところを相談したら「サポーターはどうでしょう」的に言われたので適当にAiderの下垂足サポートを見繕って早速ぽちっとして昨日届いた。今日のリハから帰宅後に試したら・・・。なんかいい感じ。なのだが、素材がネオプレーンなので厚みがあってジャングルモックには入らない。靴下履かなければいけるかもだが、それだとサポーターが臭くなる。こないだ買った最新モデルではサイドファスナーが短く改悪されたニューバランスのシューズでは使えるので意味はある。今までの硬い装具でなくても効果はあるし、後ろへの蹴りも行けそうな感じでのぞみが出てきた。
 追記:ジャングルモックに足が入らなかったのは、サポーターの厚みだけでなく、麻痺側がクロウトゥで甲高なアーチになってしまってるのもあると思った。あ、「アーチ」だと新スタッフさんに指摘されてしまう。「内側の縦のアーチ」の事。
 追記2:ゆずって考えると、「杖をもって足が突っかかっても転びにくい状態で、正しい足のふりだしをし続けろ」ということかも。自分の利き手が麻痺によって封印された状態で、「利き手でないけど唯一使える側」の左手がfreeになるように、杖なしで歩けるように退院後半年で杖の使用をやめて頑張った。いまここで杖を持てば今後の回復に対して「これこれこういうこういうメリットが有る」を説明してもらおうと思う。家に帰すだけ、トイレとお風呂が介助は要らなくなるだけのリハビリじゃそこらのリハビリ病院(=国の方針)と一緒。まぁ、リハビリ病院は保険点数に入らなくなると踵を返すけど。ここも創業者の思いなんてもんはビジネスの前には実は無かったんだろうか。あと営業時間を遅くして貰えれて内容をちゃんとやってくれるのなら週3回でも頼みたいところ。