右片麻痺の場合、基本的には左手で爪切りを扱って爪を切る。一番楽にできるのは左足。右足は薬指、小指が寝てしまって左手で右側へのアクセスが難しい。足の裏側からアクセスしたりして何とか切れる。
そして左手。左手に持った爪切りでは左手の爪は切ることができない。いや、世の中にはできる人がいるかもしれないので「自分は切れない」としておこう。では、どうするかというと、爪切りを机の上において、右手のグーで押す感じ。力が必要だし、爪切りが倒れたりするので厄介だが切れる。実は倒れるのが嫌でこんなのを買ってみたが、思ったより不安定&爪切り本体が短くて切るのに力が必要であった。自助具として売ってるのは5,000円くらいするからもっと爺になった時までは購入しない。
一番大変なのは右手。手がひらいてくれれば、健常側の左手で爪切りで楽々切れるのだがそう上手くはいかず。右手を机に押し当てて広げながら向こう側から爪切りをあてがい切る。早くしないと指が握りこんできてしまう。最近試し始めたのが右手に鶏卵サイズのものを握らせておいて、手のひらを上に向け(回外させ)て手前から切る方法。でも、自分は右上肢の回外回内の可動域が少ない。油断してると手のひらが垂直の位置になってしまう。なかなかうまくいかないモノだがいろんな方法を試して発想が固まらないようにしていこうと思う。
コメント
ツレが書いてる「滑り止め」というのはラグなどの敷物が滑ってずれないように床との間に入れるものの事。この滑り止めを爪切りと机の間に挟むと爪切りが倒れにくくなるというわけです。
あれ?私が提案してあげた滑り止め使うってのは、スルーなのか?