2017年10月一覧

今日で7ヶ月目

 今日で発病から7ヶ月目となりました。

 雨の予報なので傘もって出社。ただ今日は今までとは違い、杖は使わずにです。一応、4つ折りの杖をデイパックに仕込んでは置きましたが。まぁ、杖持ち程の速度はでませんし、麻痺上肢は緊張が高まって上がってきます。それでもなんとか出社することができました。9:00には間に合わず9:08着。これは電車がおくれてたことも原因。

 調子はまぁまぁ。視床痛はないけど、麻痺肩の痛みはある。上肢の屈曲も強いし、前腕、上腕の伸筋が弱っちゃってるかつ硬くて回外とかできん。リハビリは6ヶ月超えると医療保険では月13単位(1単位20分)しかできないし。診療報酬も発病6ヶ月以内の半分くらいに低くなるので病院もやりたがらない。高齢者ならいざしらず、納税者にひどい仕打ちの自民党。
 あ、話かわるけど、実家の父も障害3級で自分と同じだけれども、あっちの自治体だと3級で医療費タダなんだよね。うらやましすぎる。

 帰りは日野駅からは杖を出して使用。折りたたみなので頼りはないけど、もってるだけで安心して麻痺上肢が下がるんですよね。


麻痺側が高体温の自分

 一般に麻痺側は血行不良で体温が低いと言われる。ネットでもそういう情報ばかり。だから書いておくけども、自分の場合麻痺側の方が高い。入院中でも、最近でもだ。入院時毎日の検温では通常体温の左腋窩に右麻痺の腕では体温計を差し込めないので看護師さんに入れてもらってた。「右腋窩なら自分で入れられるけど、高いんですよ」と。余談だけど退院後2ヶ月を超えた今では左手で左腋窩に入れられる様にもなった。
 で、温度差は0.5度くらいで、麻痺側は概ねセ氏で37度以上ある。今測ったら左腋窩36.7度、右麻痺腋窩37.1度。どういった理由で自分の場合は麻痺側が高くなるのかが知りたい。のだが、そんな情報は日本語検索ではひっかからない。外国語で検索したら出てくるかなぁ。あ、念のため書いておきますが、発病前は右腋窩で体温測ってましたが、発熱性疾患に罹患してなければ36度台でしたよ。


午前リハビリ午後出社

 残念な事に雨だ。今日は10:00からPT, 10:40からOTのリハビリ。普段会社に朝から行くのに乗る便より1本遅いバスででかける。小雨だったのでハットをかぶって、傘はささずに。立川駅に着くとちょびっと電車が遅延中。日野駅でも傘は不要な降り。京王バスで病院最寄りに移動。バス停から病院までも傘いらずでラッキー。

 PTとOTをこなす。PTではお尻上げの調整。純粋に大臀筋を利用するように。ついハムストリングでやってしまうので。

 終わって会計して、会社へのバス。今日は東海大八王子を経由するバスを選んだ。1時間に2本しか無いけれど会社まで乗り換え無しで行けるから。丁度バスが行った所で30分程度バス停で待ち。屋根のあるバス停で良かった。椅子はないけどね。12:45頃デスクについて、昼飯の惣菜パンをかきこむ。午後も仕事をして帰宅。帰り道もなんとかハットだけでしのぎました。


今日からフルタイム

 タイトルの通り。今日から勤務時間がフルタイムになりました。脳的には脳卒中の後遺症定番のアクビが出まくるのが難点。アクビにはもれなく麻痺側上肢の痙縮がついてくるので、せっかく手指をのばしておいても台無しです。
 あとは座り仕事の為、午後になると麻痺側の筋肉が固くなってくる。トイレに行こうと椅子を立てば痙縮でしばらくその場を動けない。とっても強い精神力でなにがおきても動じない人ならきっと痙縮は吹っ飛ばせてよかったのに。


歩く日

 午前中はQBハウス行って髪カット。多摩モノレールのカレンダーを買って帰る。
 
 午後はツレが散歩に付き合ってくれるというので緑道を歩いた。ガストでお茶して帰った。1万2千歩ちょいくらい。麻痺側の下肢関節はまだ分離してないので足の裏が痛いです。早くかかとで地面を捉えたい。


病気になった日の事

 忘れちゃうのももったいないので記録しておく。

 いつものように会社に行った。冬も終わりかけだがバス・JR・社バス。春になってしまえば自転車なのだが。会社に着いて大体8:35ごろか。タバコ吸って、トイレ行って。9時を回ってフロアの朝礼。ここまではいつもと同じ。

 朝礼終わって、椅子に座ってマウスを右腕で動かすがマウスカーソルが自分の思ってる具合に動かない。なんか変だなとゾワゾワ感があるものの落ち着こうと給湯室にマイポットのお湯を取りに向かう。向かってる途中で、なんか右足がもつれるような感じ。給湯室でも立ってるのが限界。湯を入れ終わったポットを右手で持てていたか覚えてないが、フロアの入り口んとこで立っていられずにコーナーに持たれつつ、座り込む。

 丁度通りかかったうちの部署のメンバーに発見される。彼に肩を抱えられて、フロア入ってすぐのあたりの椅子に座らせられた。上司に状況が伝わり、産業医もやってきて救急車待ち。ツレに電話をかけたものの、しゃべっても正しく発音できない。大変なことになったなぁと思いつつも意識はあるのでなるように任せた。

 救急車が30分以上かけて到着。椅子のままで1Fにおろされ救急車に入れられる。背臥位なので外の様子は見えないけども、この地域で有名な脳外科病院の方にむかってるらしき事は把握できた。病院についたら、ストレッチャーを乗り換えて、処置の前室みたいな部屋。女性二人がテキパキと着替えさせて、尿道カテーテルも入れられた。特に痛みは感じず。ここでもしばらく待った。CTとかMRIの待ちだったと思う。測定した後か前かは忘れたが、ツレの両親が病院について声をかけられた。ココらへんまでが初日で覚えていること。ツレはこの時律儀に公共交通機関で移動中であった。
 これまでの間、頭が痛いとか嘔吐するとかそういう症状は一切無しで全く痛い思いはしてません。

 次に気がついた時はICUの中。横にベッドがいくつも並んだ部屋で、自分は左から2番めの位置だった。なんか流動の食事を口から食べさせられてた上に、スポンジの硬いやつで口の中を強制的に磨かれた。気持ち悪いのでぺっぺっとした上で、口を閉じてやった。歯磨き対応してたのはアジア人男性だったからインターンの人だなと今は思う。

 次に気がついた時は一般の病室に居た。ナースステーションの前の部屋だった。