昨今気づいた困ること

 今の自分は脳出血の後遺症で2つのことが同時にできません。どういうことかというと、「あるきながら話す」こと。みなさん普通にやってらっしゃること。だが今の自分は歩いてる時に話しかけられると会話が終わるまではあるきがとまってしまう。ツレには何度かいわれてるが、どうしようもない。歩くために路面・対抗人などの情報を処理するのが大変。そもそも健常者は脊髄のCPGで意識することなく歩けてるのを自分のような脳が壊れてしまった人は視覚・聴覚・感覚など様々な入力を判断しそれを動きが悪い運動器へ入力してなんとか移動している次第。
 これの派生で、今週、職場で立ちながら込み入った話を聞く機会があったのだけども、全然頭に入ってこなかった。立ってるだけで、右足の特に右足首は麻痺でコントロールができないので左足でなんとか姿勢制御をしている。この静止時の姿勢制御に結構な脳の集中力を使うようだということを発見した。もう、こういうときは立ってるのは無駄だから椅子に座らせてもらうようにしようと思う。

 2つのことができないといえば、麻痺側右半身の筋肉は単体毎にしかコントロールできない感じ、「バンザイ」などの複数筋肉を同時制御する動作は今はできなくなった。がんばって取り戻したい。

シェアする

フォローする