2008年10月04日一覧

御柱

御柱

朝から中央道渋滞でした。ホテルはネット接続ありなのですが夜になったらダイアルアップのような速度。ハゲ電話もHSDPAエリア外。茅野駅から三分の立地なのに。よって詳細は帰宅してから書きます。自分的サプライズは再来年の御柱候補に会えた事。三本みつけました。場所はトレッキングコースでは無いよ。

蓼科歩き

ビーナスライン
次の(仮)前宮四之柱
諏訪圏1日目。
行程
8:15頃中央高速バス乗車。10:32中央道茅野バス停下車。茅野駅まで歩き。11:20茅野バスラウンドバス乗車。13:00南平バス停下車。御柱の道トレッキングコース入口まで歩き。14:02トレッキングコース入り。15:00トレッキングコース脱出(箕輪平入口)。徒歩にて白樺湖まで。15:40東白樺湖着。16:13東白樺湖バス停より茅野バス茅野駅行き乗車。17:00茅野駅到着。
Picasaに画像をとりあえずアップ。コメント書きとダブり削除をするから、生が見たい人は今の内にどうぞ。ただし虫系に弱い人には1枚だけきついのがあるよ。

 では本編。(文字が多いのでPicasaの画像と並べてお読みください)
 7:20に家を出て最寄りの中央道バス停まで。大体徒歩で30分弱。バス停に着いてみると今までここで見たことない様な数の人が・・・。どうやら河口湖方面に行く方々でした。河口湖行き4号車まであったよ。その河口湖行きも遅れてるようで、自分が乗る岡谷行きが来たのは定20分遅れ。バスに乗り込むと指定の通路側の席におっちゃんが座ってる。トイレ近いから通路側が良いから変ってくれという事らしい。まぁ承諾。自分も通路側は脚出せるから楽で良いのだが。このおっちゃん話し好きでいろいろ会話してた。知り合いの寿司屋がコンビニおにぎりの海苔のパテント持ってるとか。彼は中央道昭和で下車。バスは30分遅れで運行。下車予定の上諏訪駅まで行っても茅野駅に戻る電車は出たあと。なので、中央道茅野バス停でおりて杖突街道歩いて茅野駅に出ることにした。杖突街道は6月の訪諏訪の時に歩いてるので距離感はわかる。茅野駅の寒天の屋上看板を目指すだけ。

 10:50頃茅野駅となりのデパートビル西側着。なんかデカい鳥居がある。というかバス乗り場を探さないと。ビルを半周して駅側にバス乗り場を発見。切符売り場も発見。切符を買う。11:20のバスで南平(みなみだいら)までと伝えると、売り場のお姉さん必至で探す。ここへの客は初めてだったらしい。切符も1,000円の切符と450円の切符をステープラーでくっつけてくれた。デパートビルでサンドイッチとビスコを買って、サンドイッチを食べてバスを待つ。ラップで巻いただけで値札すらついていない手作りハムサンド。バスが来ました。ボンネットバスじゃん。しかも小型。定員18人くらいかも。

 バスは自分を含めて6名くらいの客を乗せて出発。独りの地元系おばちゃんたちは早々に降りていく。途中で御座石神社を発見。次の訪諏訪で来よう。だんだん高原の雰囲気になってきた。それを過ぎると山間部の別荘地。このラウンドバスは観光ポイントをいくつか廻っていくバスなので、ずん止まりのポイントに着くと来た道を折り返す感じ。で、とうとう客が自分だけになってしまったバス停で運転手さんが「お客さんどこまで?」と。「みなみだいら」と言うと怪訝な顔をしつつ「なんだいら」ねと。ここのバス停は「南平」と書いて「なんだいら」と読む模様です。これを間違えるのも日野市民だから仕方がない。バスはピラタスロープウェイ乗り場着。ここで途中で乗車した女性2名が下車。代わりに関西弁ばりばりの男女5名が乗車。乗車するなりコテコテの会話が始まるw。高原の車窓とコテコテのおっさんギャグとおばちゃんツッコミ。妙な雰囲気になりつつ南平バス停に到着。

 バスを降りても周りには何も無い。三叉路だけ。標高1600m。でも全然寒くない。ザックで場所を取っているマウンテンパーカが重い。ビーナスラインを北上する。電柱も何も無い観光道路。車は結構な速度で走って行くけど数分に1台なので気にしない。事前に地図で見て等高線沿いの道だったから登りとかは無いだろうと予測してたのだが、これが緩やかな下り基調の道。たまに軽い登りはあるけど楽々。いくつかある沢も橋で越えてるし。で、歩いていると左に何かある。うご、注連縄と紙垂がモミの木に巻いてある。この時はこれが諏訪大社のとは思わず、どっかこの辺の社の奴かなとか思っていた。諏訪圏の神社はどこもかしこも御柱が立っている。稲荷神社でさえ。先へ歩くと、谷側に赤テープが。目をやると点々と奥へ。しかも足下は藪が払ってある。来ちゃったかな。って感じで道を外れて降りていく。足場は岩とコケと枯れ枝でぐわんぐわんとたわむ。その先にあったのは前宮四之御柱。意外なところで出会ってしまって鳥肌が。まだ、生木で柱にはなってないけど名札の前で二拝二拍手一拝した。本見立てで変更が無い限り2年後にはこの木が前宮に立つのだなぁ。道に戻って、歩く。また赤テープ。次は本宮三之御柱でした。数値的推測だと最初に道路脇で見たのは本宮四だったのかな?時間も限られるので先を急ぐ。一軒の別荘を過ぎると御柱の道トレッキングコース入口に到着。

 トレッキングコース最初は木造の橋。それも迷路のように枝分かれした物。面白いんだけどペイントと落ち葉の関連なのか滑る。手すりを確保しながら歩く。御柱コースへは看板を見ながら進んでください。木造の橋群を抜けると一旦広い場所。そこを進むと塩沢堰。昔の人が私財を投げうって作った水路です。しばらく水路沿いに土道を歩く。ふと水路に目をやると白い物が沢山。現地では栗系植物の花かな?と思ってたけど、帰宅して調べたら・・・。今年は八年に一度のキシャヤスデの大発生の年らしく、たぶんその死骸。しばらく歩くと、五社大神。岩とコケ。祠まで岩を上って参拝。岩山の岩ではなくて割れた岩片が多数。景観的にはコケの緑と岩色で良い場所。堰沿いに歩くと右に折れる箇所。ただ、その先に何かありそう。行ってみたらどこかの寮の弁天神とか看板あり。ただ、藪こぎになるので引き返して御柱道に戻る。戻ってすぐに目の前に御用材跡地。前宮四の切り株発見。続いて反対の北側藪奥に前宮二。これで終わりかと思いつつ道を下っていくと道に本宮二と本宮三。ちょっと下って本宮四。このあたりで10mほど先の北側斜面でガサガサ音を立てる動物発見。熊?と身構えたけど、灰色っぽかったので冬毛の鹿かカモシカかな。颯爽と逃げていったのでカメラには納められず。これで終わりかなと思った頃、本宮一と前宮一に遭遇。ちっちゃな沢の向こうの草むらの先なので行って見たけど草の実が大量にズボンにくっついた。ここを過ぎると出口の看板。正直、右足の指が痛い。靴を脱いで確認はしなかったけど、中指の爪が人差し指に食い込んでいる模様。普段はかないトレッキングシューズが仇になったか。出口にでると焼きもの屋さんの建物。ビーナスラインを白樺湖まで歩きます。時間的には良い感じ。

 こっち側のビーナスラインは車通りが多い。道もそれなりに広いんですが。車やバイクがガンガン走る脇をよたよた歩く。右足が痛いのと荷物が重いのと。途中の温泉宿を過ぎたあたりから今までと違った上り基調の道。ここは高原なのですよね?暑いんですけど。ってな感じで何とか信号機のある交差点まで。ここから一気に急下りで白樺湖。湖面は見えてます。今、上った分を下る感じ。この下りでスーツを着た男性とすれ違い。名札もつけてたからお仕事中のホテル関係者なのね。「お疲れ様です」と挨拶されちゃった。坂を下りきって左は池の平ホテル。豪華なんだが、なんか邦楽をスピーカーでならしてて五月蠅い。バス停を何とか探して、脇にあった切符売り場で茅野駅行きの切符をゲット。大門街道経由なので1,000円。バスを待つ間もスピーカーからの音楽が。景観は良いのに台無しだよ。

 16:13バスに乗って茅野駅まで。つづら折りのR152。ただ、とこどころで民家のある旧道を通る。柏原とか山寺とか。楽しい。夕暮れの昔の町並みって感じ。往路とは違い半分程度の時間で茅野駅。で、車窓から降車所の手前に神社発見したのでバスを降りてから行ってみた。17:00過ぎだから日暮れぎりぎり。なんと大年社。こんな所にあったのね。ここは御柱が無いけども木製の鳥居を七年毎に作り替える社です(「御座石社神社」も同じ感じ)。んで、ホテル入り。飯食べて、風呂入って就寝。ホテルは和室だからか冷蔵庫無かった。大風呂は道を挟んだ新館の1F。ネット接続はブラウザで一旦認証する系のサイト。館内VDSL。つながるんだけどもなかなか流れてこない感じのイライラ接続。おすすめしません。右足はやはり爪が突き刺さって出血。コンビニでバンドエイドを買って応急処置。
(10/05へつづく)