昨年の大晦日。来年の成人式の3連休で諏訪大社に行こうと考えていたら。ツレが「諏訪大社に初詣にいくなら巳年の紅白土鈴を買ってきてね」とか言ってまして。どうも、諏訪大社の土鈴のデザインはお気に入りらしい。過去にも丑、寅、卯は授かってきた記憶がある(辰の昨年は詣で無かったので)。「では、どうせなら一緒に行きますか」ということで、慌てて電車を抑えて、ホテルは前日1/2に予約いれて、1/3,4と諏訪大社初詣に行って来ました。前回訪諏訪したのは2011/01/09なので2年ぶりでした。
中央線特急あずさの9:00発にて茅野駅まで。正月ダイヤなのか、甲府盆地で停車しまくり。5分程度遅れで11時すぎに着いた茅野駅では小粒な雪がチラホラと風に待ってました。そして、毎度のことながらこの季節は冷えます。当日の最高気温は0度。しかも雲があり西風。前宮までタクシーでジャスト1000円。
前宮を参拝。ココは諏訪大社4宮のうち、4本の全てのオンバシラが最も見やすい。特に今立っている前宮の四は生前を見てきている。そして、今時の参拝者には一番人気ががないのかもしれない。タクシーの運ちゃんも「初詣に本宮にはいったけど前宮はいってません」と。自分的には一番好きな宮だし、特殊神事も多いし。参拝後、御札・土鈴類はココでお頒ち頂いた。ツレは御朱印。そして本宮方面へ高部地区を歩く。ファミマの裏にショッピングセンターができた事は長野日報の記事で知っていたけどほんとに出来てた。次以降の探索時はお昼ごはんに困らなさそう(でも、これから向かう神宮寺より先の大熊、豊田、有賀あたりの湖南地区がまだ困るのだよね)
先を歩くツレが、神長官屋敷に吸い込まれていった。今日は閉館日だったが、神長官さんの家の玄関の素晴らしさを見て感嘆していた。ミシャグジさまをお参りして、新たにウッドチップで整備された元鎌倉街道で高過庵方面へ抜ける。
なんか新しいのが増えてる。「空とぶ泥船」とな。ツレはいたくお気に入りでしばらく撮影タイム。武居畑遺跡の台地の脇の高台なので諏訪盆地の見晴らしは良い。後ろの山側は墓地だったりするし。諏訪湖は見えないが。
ツレの撮影が終わって元の道へ戻る。権祝邸を過ぎて、わかされで下側を歩いて本宮まで。新しい道ができているので、この道は車通りが少ない。1日数本のかんりんちゃんバスも三が日は特別ルートなのでここへは入ってこない。
本宮前まで来るとさすがに人が多い。三が日の三日目とはいえさすが本宮だ。ツレの朱印をお願いしておいて、参拝。ちゃんと左にはいって二之御柱のとこから布橋で戻ってくるコースで。さすがに三が日だけあって境内に仮設札授所ができてた。ここで、忘れてた神宮大麻を授かった、というか諏訪大社的には前宮で神宮大麻を授けないのは正しいと思う。ホントは神社庁の御札はどの宮も授けて欲しくはない様な気もするが。
朱印を頂いて、屋台のジャンクフードを食べつつ、自分的今回の訪諏訪の要である諏訪市博物館へ。目的は開催中の【第66回企画展「古地図・古絵図で見る諏訪」】。もうヨダレが出そうな地図ばかりで、一冊諏訪社遊楽図屏風の解説書を購入。でも所謂「天正のボロボロ絵図」は販売が無いようで残念(見落としてるかも)。ツレはここで受付の女性と談話しつつ囲炉裏で焼きみかんを食べてた。
徒歩巡りのときはいつもならこの博物館あたりから、かりんちゃんバスで上諏訪駅方面へ向かう(もしくは近くの「カンデオホテルズ茅野」で宿泊する)のだが、年始三が日は交通規制でバス運行がショートカットされている。もう寒さの限界なのでタクシー乗り場でタクシーを拾って宿まで。タクシーの経路は過去にチャリで走ったことがある金子集落経路で懐かしかった。
宿は、上諏訪温泉 RAKO華乃井ホテル。諏訪日赤病院の横、という微妙に上諏訪駅からは離れた立地w。しかも、湖岸通り側のホテルを買収したらしく空中四階と六階が通路でつながっている。とか書いてみたけど、晩御飯が美味しくて降参しました。その場で揚げてる取り放題のワカサギの天ぷらが衣の加減が絶妙かつ全部子持ちでお腹がパンパンに。御懐石の方もこれでもかと出てくる上にハズレはない。ご飯はパスしてお味噌汁飲んで終わりにしましたよ。お酒は御湖鶴を頂きました。食にうるさいツレもこの夕食は大満足でした。
自分は23:00くらいにホテル内の温泉へ。晩飯付きのホテルは飯前と飯後は混んでるのでずらした。案の定、3名くらいしか居なくて露天は一人貸切状態。日本酒風呂なるものも入ってみました。