■ 茅野1日目
10:32八王子のあずさで茅野まで。途中停車駅の甲府で結構人が降りたので空いてる北側の窓側席に移った。で、頭を上の荷物入れにぶつける。E351は振り子車両なので上すぼまりなのだ。甲府まで1時間、甲府から30分。いかに高尾-甲府間の線形が悪いかわかりますね。改善されないかなぁ。中央道は改善しまくってますけども。
茅野駅で降りて駅東口の茅野市民館の見晴台へ登る。八ヶ岳方面が雪をかぶっててよい感じ。ってか天気よいし、空気は澄んでるし、気温も程よいし行楽日和だね。駅ロータリーのタバコ屋でプレミアを補給。ビーナスラインに出て東へ歩く。途中で鳥居と石祠を見かけたので寄ってみた。天王山という山で子供の火祭りがあるみたい。いつやるのやら?茅野駅から2Km位で、御座石神社。神紋は四足の梶。裏側から入ったので表から入りなおして参拝。だれもおらんのぉ。どぶろく祭で有名なので酒蔵もありました。いや石で有名なんだけど。穂掛石とか御履石とか。参拝をすませて来た道をもどる。もう13:00。だいぶ太陽が稜線に降りてきるから急がないと。
で、昼ごはん。腹が減っては動けません。来る時に気になってたうなぎや「うな次郎」へ。うな重の松。2重の入れ物で上にうなぎ、下にご飯。と思ったら、ご飯の方を掘ったらここにもうなぎが埋まってました。おなかがぱんぱんで動けなくなりつつ西へ。中央線をくぐって、茅野バスの観光案内所でHPに載ってない非観光路線の時刻表をもらう。
杖突街道を歩いて姫宮社へ。オレンジゼリー本舗の隣でした。ここも神紋は四足の梶。境内に社がたくさん。横を中央道が走り、周りは稲刈りの終わった田んぼ。
杖突街道に戻って、杖突峠への交差点から山側の裏道を歩く。6月に通った道だけど。で、前宮に着く前に山側におれる。「通り抜けできません」と書いてあるけど、人は通れます。すると鎌倉道の看板が。途中に樋沢古墳があって、田畑の隙間を抜けると前宮拝殿横にでる。もう暗くなってきたので水眼の源流を見に行くのは明日にして、参拝後拝殿向かって右手のお墓の方へ歩く。だって、墓の上に山道の道筋が見えるんだもん。急で狭い山道上っていくと平らな場所が見えた。そこにありましたよ「峯たたえ」のイヌザクラが。諏訪7木の1つで、現存する最後の1つ。でかさに圧倒されます。枝の広がりがすばらしい。下には石祠が2つ。裏にまわると片方の幹は割れちゃっていた。
さてここから道が狐塚に続いてる様だけど、看板の指す方向に行ったら山のがけを下りることになった。がけってほどでもないし、草木が生えてるし。降りると狐塚&前宮公園。公園だけど誰もおらんな。公園で一服して道をあるくと小さな川が。あれ?ここは下馬沢川では?なんだ高部か。当初の予定では鎌倉道を探しながら本宮方面へと思ってたけど変更。下馬沢川を上って磯並社を見に行く。いやぶち当たった道が結構な坂だったので、今まで獲得した高度を逃すのが惜しかったのだ。
ひたすら坂道を登る。路面が水玉模様だなぁと思ったら凍結防止の塩カルだった。GPSを持ってないので高度がわからん。途中でまた古墳の脇をとおり、結構登ると磯並社の入り口に到着。説明看板(茅野側の安国寺史友会さんの看板とか市の看板がとても多い。諏訪市は見習ってほしい。)があるので助かります。ってか諏訪七石のひとつ「小袋石」もここにあったのか。失念してたよ。小川を渡って山道を歩いていくとデカい石祠の磯並社が。脇に「草木を持っていかないように」との看板が。書き主は諏訪大社。上社には縁がある社ですから当然ですね。磯並社の写真を取ってると上のほうになんかある。あれ?でかい岩?登っていったらありましたよ「小袋石」。正面に立つとこいつが転がってきたら即死だなぁと思った次第。磯並の他に小さな石祠が3社程。たしか『高部の文化財』に載ってたから帰ったら確認します。
急な坂道を降りていくと進行方向の先に周りより一際高いビルが。地図で確認すると本日泊まるホテルでした。カンデオホテルズ茅野。まっすぐホテルへ向かう。途中で気になる石祠と大木があったが道からは裏側なので通り過ぎた(ホテルに入ってから調べたら下馬社だった模様。)。道すがら、達屋社があったので寄ってみた。R20バイパスに出て16:30チェックイン。
ホテルの室内の調度品がよい。窓は八ヶ岳方面を向いている。
と、ここまで書いて、21:00にホテル最寄のカナディアンロッキーっていう店で晩御飯。ラム肉食べました。ご馳走様。ホテルに戻って最上階のスカイスパに入る。露天コーナーに行ったけど湯気であまり空は見えず。オリオン座は確認しました。